iPhone Raspberry Pi

iPhoneからRaspberry Piをコマンド操作する方法

iOS12から使えるようになったApple公式アプリ「‎ショートカット」を利用することで、iPhoneからRaspberry Piをコマンド操作できるようになりました。具体的には、SSH(リモート)接続でLinuxコマンドが実行できます。

以下ツイートにも書きましたが、試しにlsコマンドを実行してみました。うまくいってますね。

iPhoneからRaspberry Piをコマンド操作する方法

まずは、App Storeから「‎ショートカット」アプリをダウンロードします。


「ショートカット」アプリを開き、「ショートカットを作成」 > 検索欄に「ssh」と入力する > 「SSH経由でスクリプトを実行」を選択します。


Raspberry Piの情報を入力します。

  • ホスト名(またはIP)
  • SSHのポート(デフォルトは22)
  • ユーザ
  • パスワード
  • 実行するコマンド(例. ls

あとは、実行ボタンを選択すればコマンドが実行されます。上記例だと、iPhoneからRaspberry PiにSSH経由でlsコマンドを実行しました。実行結果もiPhone側に表示されます。

続いて、設定ボタンを選択しましょう。


作成したスクリプトをSiriで呼び出すこともできます。手順は、「Siriに追加」 > 「録音マークを選択する」 > 「呼び出す言葉を話す」でOKです。

Siriの他に、ウィジェットやホーム画面からもスクリプトが実行できるようです。「ウィジェットに表示」、「ホーム画面に追加」を選択することで、それぞれ設定できます。


ショートカットで作成したスクリプトをウィジェットに表示したり、ホーム画面に追加したりしてみました。Siriよりもこれらの方が使いやすいかもしれませんね。

まとめ

iPhoneからRaspberry Piをコマンド操作する方法でした。iPhoneとRaspberry Piが直接連携できるとなると、いろいろと試せそうですね。

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