Thymeleaf 3.0からテンプレートモードが追加されました。これにより、メールやSlackの本文をテンプレートとして定義できるようになりました。便利そうなのでさっそく使ってみました。
環境
Spring BootでThymeleafのテキストテンプレートモードを使ってみる
まずは、テンプレートリゾルバとテンプレートエンジンをBean登録します。ポイントは、以下の設定を行うことです。
- テンプレートファイルの格納先
- テンプレートファイルの拡張子
- テキストテンプレートモード
続いて、Thymeleafのテンプレートを処理(出力)するクラスに、さきほど作成したBeanをインジェクションします。テンプレートを処理する流れは以下のとおりです。
- ThymeleafのContextインスタンスを作成する
- テンプレート内の変数に値を設定する
- テンプレートを処理する
あとは、テンプレートを定義してやればOKです。Thymeleafの標準モードと異なり、テキストテンプレートモードで変数を定義するときは書き方が少し異なります。このあたりは、Thymeleafの公式ページが詳しいです。
mail.txt
実行結果
まとめ
Spring BootでThymeleafのテキストテンプレートモードを使ってみました。簡単に使えたので、メールやSlackの本文を作成するのに重宝しそうです。