Git Advent Calendar 2018 - Qiitaの2日目の記事です。
Gitでpush
やpull
をするときによく出てくるorigin
。
これなんなんでしょう。気になったので、調べてみました。
origin
とは
リモートリポジトリのアクセス先に対してGitがデフォルトでつける名前です。
この説明だとイメージしづらいかと思うので、実際にリモートリポジトリのアクセス先の設定を以下コマンドで確認してみます。
リモートリポジトリのアクセス先(例. https://github.com/donchan922/rails-board.git
)がorigin
という名前で設定されていることがわかります。
改めて以下コマンドを見てみます。
これらは、リモートリポジトリ(例. origin = https://github.com/donchan922/rails-board.git
)に対して、push
やpull
を行っているということです。
なるほど、スッキリしました。
origin
の設定をした覚えないんだけど。。
忘れているだけか、リモートリポジトリを新規作成したときに自動的に設定されたかのどちらかです。
ローカルでGitプロジェクトを作成するときに、git init
しますよね。そのあとに以下のようなコマンドでリモートリポジトリの設定を行っているはずです。
この設定を行うことで、リモートリポジトリに対してpush
やpull
ができるようになります。
一方で、GitHubでリポジトリを新規作成する際、「Initialize this repository with a README」にチェックを入れると、リモートリポジトリの設定が自動的に行われます。そのため、git clone
してきた後にリモートリポジトリの設定を行わなくてもpush
やpull
が使えるんですね。
まとめ
Gitでよく使うorigin
とは、リモートリポジトリのアクセス先に対してGitがデフォルトでつける名前なんですね。スッキリスッキリ。