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Raspberry Pi 3のセットアップをMacからSSHを使って行う方法【RASPBIAN STRETCH】

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Raspberry Pi 3のセットアップ(OSインストール〜初期設定)はたびたび行うので、忘れないように手順をまとめておきます。

あいにく自宅にRaspberry Pi用のディスプレイ、キーボード、マウスがなかったので、MacからSSH(リモート接続)を使ってセットアップを行いました。

必要最低限の機器でRaspberry Pi 3のセットアップを行えるのが、この方法のいいところです。

必要なもの

前提として、Macがあることを想定しています。ちなみに今回は、Mac(macOS High Sierra v10.13.6)を使用しました。

Raspberry Pi 3

今回の主役。ケース付きのこちらを購入しました。Raspberry Pi 3はWi-FiやBluetoothを内蔵しているのがいいですね。

microSDカード

Raspberry Pi 3ではOSをmicroSDカードに書き込んで使用します。

microSDカードの容量は、最低4GBが必要で、8GB以上が推奨されています。Raspberry Pi 3とmicroSDカードの相性はシビアなので、動作確認報告があるものを選びましょう。ちなみに今回は上記のmicroSDカードを使って正常動作することを確認しています。

SDカードリーダ

MacにmicroSDカードを読み込ませて、microSDカードのフォーマット(初期化)やOSの書き込みを行います。

電源アダプター

Raspberry Pi 3の推奨電源は2.5A。あまり見かけない電源容量です。iPadの充電器でも代用できるみたいですが、Raspberry Pi用の方が安心です。

LANケーブル

Raspberry Pi 3とMacをLANでつなぎ、SSHを使ってOSインストールを行います。

Thunderbolt-ギガビットEthernetアダプタ

Apple Thunderbolt - ギガビットEthernetアダプタ - Apple(日本)

Raspberry PiとMacを有線LAN接続するために必要です。

必要なものをすべて合計すると約12,000円でした。自宅にあるSDカードを使ったり、iPad用の電源を代用したりするともっと安く済ませられそうですね。

OSをダウンロードする


Raspberry Pi公式サイトの「RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP」の「Download ZIP」を選択し、最新のOSをダウンロードします。今回は、June 2018(2018-06-27)版をダウンロードしました。

公式サイトではダウンロードに時間がかかるので、ミラーサイトでダウンロードすることをおすすめします。ミラーサイトだと、10分ほどでダウンロードできました。

microSDカードをフォーマットする

SD Formatterを使ってmicroSDカードをフォーマット(初期化)します。


MacにmicroSDカードを読み込ませた状態でSD Formatterを起動します。自動でmicroSDカードを認識するので、あとは「クイックフォーマット」を選択し、「フォーマット」ボタンを押すだけです。数秒で完了します。

microSDカードにOSを書き込む

Etcherというソフトを使ってさきほどダウンロードしたOSをmicroSDカードに書き込みます。マルチOS対応で操作も簡単です。


MacにmicroSDカードを読み込ませた状態でEtcherを起動します。

「Select image」を選択し、さきほどダウンロードした「RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP」のZIP(例. 2018-06-27-raspbian-stretch.zip)を選択します。ZIPのままmicroSDカードに焼けるのはいいですね。

あとは書き込むmicroSDカードを自動認識してくれるので、最後に「Flash!」を選択するだけです。10分ほどでmicroSDカードにOSを書き込めました。

Raspberry Pi 3のSSHを有効化する

初期状態ではRaspberry Pi 3のSSHは無効化されているので、それを有効化します。

Macのターミナルを開き、以下コマンドで、microSDのbootディレクトリにsshという空ファイルを作成します。これでSSHが有効化されます。

機器を接続してセットアップを行う


機器を接続するとこんな感じになります。ここから、Raspberry Pi 3のセットアップを行います。

以下コマンドで、Raspberry Pi 3にSSH接続します。初期のユーザIDはpi、パスワードはraspberryです。ホスト名で指定してやればわざわざRaspberry Pi 3のIPを確認する必要がないので便利ですね。

うまくSSH接続できれば以下が表示されます。

これで最低限のセットアップが完了です。ここからは、お好みで設定を行ってください。

ログインパスワードを変更する

Raspberry Pi 3の初期のログインパスワードはraspberryですが、セキュリティ上よくないので変更しましょう。

以下コマンドで、Raspberry Pi 3の設定画面を開きます。


Raspberry Pi 3の設定画面はこんな感じです。

「1 Change User Password」 > 「Ok」 > パスワードを入力 > 再度パスワードを入力 > 「Ok」 > 「Finish」を選択します。

言語&地域設定を行う

以下コマンドで、Raspberry Pi 3の設定画面を開きます。

「4 Localisation Options」 > 「I1 Change Local」を選択します。「ja_JP.EUC-JP EUC-JP」と「ja_JP.UTF-8 UTF-8」の2つにスペースキーでチェックを入れ、「Ok」を選択します。

その後、「ja_JP.UTF-8 UTF-8」 > 「Ok」を選択することで、システムの言語が日本語に設定されます。

引き続き、「4 Localisation Options」 > 「I2 Change Timezone」 > 「Asia」 > 「Ok」 > 「Tokyo」 > 「Ok」を選択します。これでタイムゾーンが日本(東京)に設定されます。

最後に、「Finish」を選択すると再起動が求められるので、「Yes」を選択します。

WiFi設定を行う

「Raspberry Pi 3をインターネットにつなげたい!」
「MacとRaspberry Pi 3をいちいちLANケーブルでつなげて接続するのが面倒!」

という方は、WiFi設定を行いましょう。

以下コマンドで、Raspberry Pi 3の設定画面を開きます。

「2 Network Options」 > 「N2 Wi-fi」 > 「JP Japan」 > WiFiのSSIDを入力 > WiFiのパスワードを入力 > 「Finish」を選択します。再起動が求められるので「Yes」を選択します。

再起動後、以下コマンドで、wlan0inetにIPアドレス(例. 10.253.131.84)が設定されているか確認しましょう。設定されていれば、WiFi設定完了です!

GUI操作する設定を行う

「黒い画面(ターミナル)が嫌い!」
「Raspberry Pi 3をGUIで使いたい!」

という方は、VNC接続(GUIリモート接続)の設定を行いましょう。

以下コマンドで、Raspberry Pi 3の設定画面を開きます。

「5 Interfacing Options」 > 「P3 VNC」 > 「Yes」を選択します。これで、Raspberry Pi 3側の設定は完了です。

あとは、MacからRaspberry Pi 3にVNC接続すればOKです。MacにVNCクライアントのRealVNC Viewerをインストールします。

以下コマンドで、VNC接続に必要なRaspberry Pi 3のIPアドレスを確認します。eth0inet(例. 169.254.19.83)が有線のIPアドレス、wlan0inet(例. 10.253.131.84)が無線のIPアドレスです。Raspberry Pi 3のWiFi設定を行った方は、無線のIPアドレスを使用しましょう。


RealVNC Viewerを起動し、Raspberry Pi 3のIPアドレスを入力します。


Raspberry Pi 3のユーザIDとパスワードを入力し、「OK」を選択します。


Raspberry Pi 3の画面が表示されれば設定完了です。

ソフトウェアの最新化

以下コマンドで、Raspberry Pi 3のソフトウェアを最新化します。最新化するためにはRaspberry Pi 3をインターネットにつなげる必要があるので、事前にWiFiの設定を行っておきましょう。

まとめ

Raspberry Pi 3のセットアップをMacからSSHを使って行う方法をご紹介しました。

Raspberry Piは電子工作やLinuxの勉強、サーバなど、いろんな用途に使えてほんと便利で楽しいデバイスです。ぜひラズパイをセットアップして遊んでみてください。

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